【文房具56話/串田孫一】
この本のポイント
◆ 著者の串田孫一さんは、1915年、東京生まれの随筆家・詩人・哲学者
◆ 東京外語大・国学院大学教授をへて、65年より著作活動に専念
◆ 自作のFM放送を65年以来、1500回まで毎週続けた
◆ この本は、著者の「文房具」の思い出や新たな発見、工夫や悦びを語っている随筆集
◆ 文房具一品一品(ひとしな)をテーマとし、その時々の世情も交えた執筆スタイルは、
ブログ執筆活動の参考になる
1.本との出会い
先日、家の近くにある啓文堂に立ち寄った時に、たまたま目につき手に取ったもの。
担当者のおすすめ本として平置きされていた。
世の中には、「文房具」好きな方が多いようだが、僕もその一人。
この小さな道具にとにかく目がない。
丸善などに出かけた時にも、
書籍のコーナーよりも文房具コーナーにいる時間の方が長いくらい。
この本を手にとったのも、串田孫一さんという著者ではなく、
「文房具」というキーワード(それも56話!)が、
僕の視覚センサーを刺激した結果です。
この本は、ブログ運営に関する直接的な教科書ではもちろんないけど、
随筆集というスタイルが、ブログと親和性が高く、
ブログ執筆していく上で、とても参考になると思います。
文章から伝わってくる著者「串田孫一」さんの人間性にもとても惹かれました。
コメントを残す